1988年~インド首都デリー、およびオリッサ州都ブバネシュワールにて、グルS.C.スワインに師事し、舞踊訓練の研鑽を積む。伊勢神宮での奉納舞踊、国立民族学博物館での企画公演のほか、ベルリン民族博物館(ドイツ)、ミシガン州立ホープ大学(アメリカ)にて舞踊公演。
2005年~奈良女子大学文学部など、大学における身体表現教育に携わる。また、幼児のための表現あそびからシニア世代の身体機能維持体操に至るまで、生涯を通じてのダンス表現活動に取り組む。表現運動・ダンス指導者研究会会員。オリッシィダンス教室「チャンドリカ(月の光)」主宰。
オリッサ州滞在時、州政府科学技術省オリッサ・コンピューター・アプリケーション・センターにて2年の職務に就き、州立ウトカル大学修士課程の学生対象に日本語コース担当。
2020年、奈良女子大学大学院人間文化研究科博士前期課程修了。専門は身体表現学、体育学。
オリッサ州立ウトカル音楽舞踊大学、オリッシィ科修士課程修了。
オリッシィ界の長老、故グル・ケルチャラン・モハパトラ師、故グル・ガンガダル・プラダーン師、コストリ・パトナイク女史に師事。デリー、コルカタ、チェンナイなどインドの主要各都市で舞踊公演。
2003年日印外交関係樹立50周年記念、2007年日印文化友好記念式典にて、インド総領事館主催のもと公演。
舞踊学校「ヌルッティヤガーナ」を主宰。ブバネシュワール本部、デンカナール、バンガロールに支部を持つ。この20年で100名以上の舞踊家の指導に携わる。
オリッサジャーナリスト賞を舞踊教師部門で受賞。2001年インド政府よりシニアスカラーシップ、2009年インド政府文化庁よりジュニアフェローシップ受賞。
舞踊は、美的な身体活動というだけでなく、人間の精神性の表現であるという信念のもとに舞踊活動に携わっている。力強いフットワークと躍動感あふれる身体ムーブメントは、最も印象深い彼の舞踊の特徴であるが、もっとも大切にしている要素はアビナヤと呼ばれる表現舞踊で、サンスクリット語やオリヤー語の歌詞の内容を手の型ムドラーと顔の表情で表現し、雅な世界を創りだすことに定評を得ている。